◆私のアトピー性皮膚炎の治療経過1◆


 令和2年の9月くらいから首が痒くなってきました。おそらく布マスクから不織布マスクに変えたせいではないかと自分では思います。その頃は弱いステロイドを首に毎日塗っていました。
過去を振り返るとアトピーの既往はないと思います。ただ、一昨年の夏から汗をかくと肘の内側が痒くなっていました。その時に市販の弱いステロイドを塗っていました。弱いから大丈夫だと安易に考えていました。夏の間の1、2か月だいたい毎日塗っていました。去年(令和2年)の夏も同じように塗っていました。

令和3年3月19日から脱ステロイド、脱保湿剤を始めました。そして、自分でアトピーの整体を始めました。

26日頃からガサガサになり粉ふいてきました。口を開けると切れて痛いくらいになりました。ここまでに風呂上りに1回だけ2日間保湿剤と亜鉛系軟膏を塗りました。





 4月1日の写真です。皮膚が少し硬くなってきている感じがしました。今まで痒みが出ていなかった場所に鎖骨周りにも出てきました。今は首と鎖骨が特に痒いです。手首や肘はあまり痒くないです。
 
 
 
 
       




4月2日えごま油のリノレン酸が炎症物質を抑えるのに良いらしいのでスプーン1杯取るようにしました。他に亜鉛、ビタミンC、マルチビタミン、ミネラルのサプリを取るようにしました。首のかゆみで寝つきが悪くなってきたので保冷剤で冷やしながら寝ていました。
 
 
 

 
 
 




4月5日まぶたが腫れてきました。ステロイドによるリバウンド症状ですね。今までは薬で抑えられたものが塗らないことで症状が出てきたのだと思います。口や目も皮膚が硬くなり開きにくいです。顔の表情も出しにくいです。手首はほとんど痒みはないですが、皮膚がガサガサがキツク出てきました。全体的に痂皮(フケ)がひどく出るようになってきました。おそらく古い、悪い皮膚が剥がれてきたのでしょう。 
       
 
 
 
 




4月8日まぶたの腫れは引きました。その為か皮膚がガサガサになりターンオーバーしてる感じです。良くなっています。口回りは痒みはありません。首は夜の寝ている時、家でゆっくりしている時、風呂上りなど特に痒いです。昼間は動いている為か何となく痒みはあるのですが、あまり気になりません。

全体的に皮膚がビニールみたいに硬く突っ張ります。人の皮膚がこんな感じになるなんて、不思議な感じでした。不安になりますね。しかし、皮膚の回復の過程を知っていると安心です。まだ、カサカサになっていない鎖骨周りや肘が痒いよりもヒリヒリしてきました。
 



皮膚の回復過程
(ジクジク→シットリ→カサカサ→ボロボロ→正常)
(浸出液を伴うびらん→浮腫性の紅斑→かさぶたとひび割れ→フケ→正常)
(鮮赤色→暗赤色→褐色→白色→正常)
 
 
 
 
 
 

 
 
 




 4月10日お風呂上りは皮膚に痒みが出やすかったので、半身浴にしました。濡れて皮膚が緩んだ状態で掻いてしまうと、余計に皮膚に傷がつくので湯舟は胸までです。最後にサーと頭からお湯を流す程度にしました。首は痒みありますが、掻いても崩れにくくなりました。落ち着いてきた感じです。フケはかなり出ています。

 
 
 
 
 
 
 
 


 4月14日最近は首よりも肘の痒みが気になりだしました。首顔は順調。手首は痒みなし。風呂上がりの痒みも少しマシ。
ここまでの期間でステロイド、保湿剤は一切なし。肘に二回、亜鉛系の軟膏を寝しなに痒みがきつかったので塗りました。
 
 
 
 
 
 
 
 



 4月17日やっと唇が割れることなくしっかり開くようになりました。ガサガサ、カチカチの皮膚を経て、柔らかさが戻ってきました。手首もだいぶんマシになりました。首も上向くと少し突っ張るくらいでまだ少しガサガサですが以前よりはマシです。掻いても傷になりにくくなりました。
柔らかくなってきましたが、弱くはなったわけではありません。以前よりは硬さ(ナイロン生地の触感に近い)がありつつも、柔軟性ありという感じです。残りの問題は肘ですね。
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